甲状腺癌

昨日の報道ステーションで福島の子供の甲状腺癌の特集をやってたのを見ました。
既知の統計とくらべてかなり大きな頻度で子供の甲状腺癌が発見されたという話で、はたして原発事故と因果関係はあるのかどうかというお話についてですね。まあ、素人の印象としては、やっぱり因果関係あるやろと思ってしまうわけですが。
でも次にでてきた医者が過剰診断という概念を説明してくれました。要は、本来は子供の甲状腺癌は自覚症状ないし進行も遅いので、発見されない。けれども原発事故が起こったために、すべての子供に癌検診をおこなったので、本来なら発見されない癌が発見され、見かけ上の癌発生の頻度が増えた。と、いう論理のようで、素人の印象として、大いにありうるなあと思ったわけです。

で、思ったんですけど、原発事故の影響が少ないであろう、例えば九州の子供とかに甲状腺の検診したらいいんじゃないですかね。過剰診断で見かけ上癌がたくさん発見されただけというだけなら、九州の子供からも福島の子供とおなじぐらいたくさんの癌が発見されはず。国なり東電がお金出して実施したらええのに。

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