ドラゴンズドグマ感想

ここんとこ、ちょびちょびと少しづつドラゴンズドグマをプレイしてました。途中、ゲーム内で唯一キャラを転職させてくれるNPCのおっさんを手違いで死亡させてしまったら消えてしまって、俺のメインポーンちゃんにずっとストライダーのままでいろって言うのかよぉおおおおっ!と、PS3を窓から投げ捨てそうになったりしたんですが、このほどなんとか一応エンディングまで到達したので、感想でも書こうかなと。(ちなみに転職させてくれるおっさんはゲーム内時間で何日かたったら復活しました。)

ドラゴンズドグマ - PS3

ドラゴンズドグマ - PS3

ひとことでいえば、"惜しゲー"ですかね。よくできてる部分も多いんですが、もうひとつなんですよね。と、思いつつニコニコ動画ドラゴンズドグマの動画をあさってたら、僕の感想をとっても代弁してくれている動画がありました。
D
これニコニコ動画でよくみかける、映画「ヒトラー 最期の12日間」の、ヒトラーが地下シェルターでぶち切れるシーンに勝手な字幕をつける、という形式でドラゴンズドグマの感想の述べている動画です。とっても同意です。
ヒトラー ~最期の12日間~ Blu-ray

ヒトラー ~最期の12日間~ Blu-ray

特に僕が思ったのは、戦闘についてですね。モンスターの挙動や弱点の設定なんか、よくつくりこまれてるのに、それがゲーム性に反映されてないんですよね。やみくもにつっこんでも負けるけど、モンスターの行動パターンを知り、弱点をつけば勝てるというバランスになってればいいんですけど、基本適当にやってても勝てるという感じになってます。
他に僕が感じたのはNPCの反応の雑さです。例えば、このゲームNPCにプレゼントをあげることができるんですね。するとNPCはよろこんで、好感度があがります。これはいいんです。ただ、イベントで某NPCがものすごく落ち込んでいるときに、プレゼントをあげてみると、立ちつくして涙にくれていたキャラが、急に元気にありがとう!っていうわけですよ。しかもNPCの台詞も全部音声つきなんで、涙声から急に弾んだ声になってものすごい違和感です。こういうとこがいろいろあって、雑だなあと思うんですよね。まあまあ、いかにもコンピューターゲームでありがちなことではあるんですが、もしこのときにNPCが「今はそんな気分じゃないの…」って返してきたら「やるじゃん」ってなると思うんですよ。というか、オープンワールドタイプのRPGって、こういうNPCの細かい反応の積み上げによってかもしだされる世界観がもっとも重視されるジャンルだろって思うんですよね。



とまあ文句を書いてみたんですが、もっとおもしろくなる可能性はあると思います。というか、僕の邪推なんですけど、大人の事情で調整期間を十分取れなかったんじゃないのかなこれ。