kuraudoですねん

そういうわけでPC買い替えを考えておるんですが、タイミング的に今描いてる(単行本にまとまる予定の)原稿が全部完成する前に買い替える感じになって、単行本本文の最後の方と、単行本のカバー等のカラー部分は新しいPCでやることになるんですね。それはまあ、少し不安といえば不安なんですが、がんばってすばやく仕事環境を再構築したいところです。
とりあえずメインウエポンのコミックスタジオは64bit OSではバグがあるらしく、メーカーのセルシスも64bit対応の新ソフト　クリップスタジオを買ってくれといわんばかりな感じなので、アマゾンで一応最上級版であろうクリップスタジオEXのお値段をみてみたら2万円ちょいで、あら、この手のソフトにしてはお安いですな、となって思わずポチってしまいそうになったんですが、何か悪い予感がして、関連ソフトのユーザーレビューをいろいろ見てみたら、コミックスタジオユーザーには無料でクリップスタジオダウンロード版を提供していることを知りました。あぶない、もうすこしで罠にはまるところであったわ、と胸をなでおろしました。これで漫画制作のメインウエポンはたぶん大丈夫。クリップスタジオは漫画用のコミックスタジオとカラーイラスト用ソフトであるイラストスタジオを統合した用なソフトで、ネットで評判を見る限りではなかなか良好のようです。というか、すでにクリップスタジオに乗り換えたらモノクロ漫画もカラーイラストも格段に上手くなるんじゃないかという妄想にとりつかれてしまい、今から非常に期待で胸がふくらんで巨乳状態です。こまったもんです。

セルシス CLIP STUDIO PAINT EX

で、もうひとつの問題はアドビのフォトショップなんですよ。しばらく前に、アドビが今後フォトショップなんかのソフトをパッケージでは売らずに、クラウドとして提供するという発表があったわけです。まあ、アドビ側からするとソフトの不正使用問題とかを考えると、メリットがあるんだろうなと思うんですが、ユーザーの立場でフォトショップ使用料月額2200円払えって言われると、ちょっと違和感を感じますね。１年使うと26400円。４年で105600円。これでだいたいパッケージ版を買うくらいの値段でしょうか。もっともクラウド式の場合、月額払ってれば自動的に最新のアップデートが適用されていくわけなので、パッケージ版のようにアップグレード時にアップグレード用パッケージに数万円払うということはないので、バージョンアップが４年よりも短い間隔でおこなわれると考えればお徳になるのかもしれないですが、フォトショップCS2を10年くらい使ってる僕にとって損な気もします。とはいえ当面はフォトショップCS2なり、アップグレードパッケージを買ったものの現PCでは重過ぎて使っていないCS5を使うとしても、いずれはクラウド方式で月額なんぼで使うしかないんだろうなあ。アドビのクラウド方式が成功すると、今後同じような方式で販売するソフトが増えそうですね。
ところで、クラウド方式ってよく理解してないんですが、ローカルにソフトの実体をダウンロードして使うような形式だったらクラウドとは言わないですよね。ローカルにあるのはアドビのクラウドサーバーと通信するだけのクライアントでダイナミックにクラウドサーバーと通信して、なんか描画するときはいちいち計算をサーバーにお願いするんだろうか。それだと通信遅延によるレスポンスの低下が気になるんですが。ていうかそもそもネットにつながってないと一切使えないことになりますわな。さすがにそれは無茶だと思うので、ローカルにソフトの実体があって、ネットにつながったときに権利の認証とかをするだけなんだろうか。それだと、現状と変わらないな。どういう風になるんだろう？

【旧製品】Adobe Photoshop CS6 Windows版

と、いいつつググって調べてみるほどの気力はないのでした。細かいことはどうでもいいや。