ブタエモン

はてなで日記を書き始めたことで、変なテンションになり、連日、日記を更新しております。若干はしゃぎ気味です。まあそのうちテンションが下がり一週間に2回くらいの更新になるんではないかなと思いますが、それまでは己の内なる日記欲を解放していきたいと思います。
デビッド・フィンチャー監督の「ソーシャル・ネットワーク」が、ゴールデングローブ賞の作品賞等を受賞したと報道ステーションでやっとりました。この映画は、世界最大のソーシャルネットワークサイトfacebook創始者マーク・ザッカーバーグが大学生ながらfecebookを立ち上げ、瞬く間に億万長者への道を駆け上がり、その一方で人として大切なものを犠牲にしてしまったりする、そういうすがたを描いた映画です。観てないけど、たぶん。報道ステーションでは、この映画のゴールデングローブ賞受賞をつかみに、チュニジア独裁政権転覆にはたしたfacebookの役割へと話題をもっていき、ネット時代ってすごいよね!と結論してました。ネット時代ってすごいね。
「ソーシャル・ネットワーク」観たいけど、わが町唯一のシネコンにはたぶん来ないので、DVD待ちだなあ。デビット・フィンチャー監督の映画は、僕は好きでして、だいたい観てます。特に「セブン」と「ファイト・クラブ」が好きですねえ。

セブン [Blu-ray]

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これはまったくの僕の偏見なんですけど、デビット・フィンチャー作品からは邪気眼的な何かを感じることが多いです。それで言うと今回の「ソーシャル・ネットワーク」はちょっと違和感のあるテーマだなという感じがして、それを確認する意味でも観るのが楽しみです。でも、天才にして史上最年少の億万長者っていうのは邪気眼的なのかな。そもそも邪気眼的ってなんじゃいとか、そこは邪気眼的ではなく厨二的と言う方がふさわしいんじゃないかとかいう意見もございましょうが、あくまで僕の感覚ということで、なんとなくでご理解ください。
「ソーシャル・ネットワーク」の人気の理由はいろいろあるでしょうが、そのひとつは現実のマーク・ザッカーバーグの成り上がりストーリーの内幕に興味があるってのはあると思うんですよ。ベタに言うと、特に後ろ盾も無い大学生が、IT革命*1時代の波に乗って億万長者になったという事実に、「俺もそうなれるんじゃないか!?」という夢を見るというかね。
そういう意味で、去年ヒットしたホリエモンさんの小説を連想しました。
拝金

拝金

これも小説という体裁ではあるけど、内実暴露本であり、中心読者は「俺も、もしかしたら!」っていう気持ちが多かれ少なかれある人なんじゃないかなあと推測してます。僕も読んでみたいなあとは思ってるんですけど、なんか買ったら負けみたいな感じがして、まだ読んでませんけど。しかし噂によればホリエモンさんは有料メルマガによる売り上げが月に500万円以上あるとのことで、すげーですな。
という感じで、デビッド・フィンチャーからホリエモンへと話をつなげて、次にネメシスの話になるんですが。ネメシスNo.1では、各掲載作家のプロフィールが各々1ページありまして、趣味だとか、好きな異性のタイプだとか、座右の銘だとかの項目に答える形になってるんですが、その中のひとつに天敵という項目があるんです。そして、ネメシスにてコラムを書かれている柳沢きみお先生の天敵の欄には「ブタエモン(男として最低だから)」との記述が。こ、これってホリエモンのことなんですかね!?…そう考えるのが妥当な気がします。それにしてもブタエモンですよ奥さん。なみなみならぬ嫌悪が感じられます。柳沢先生とホリエモンの間にはいったい何があるんだと。僕のイマジネーションは爆発しそうです。
そこで思ったんですが、ネメシス誌上で柳沢先生とホリエモンの対談をするってのはどうですかね。ホリエモンさんってけっこう漫画好きらしいし、有り得るんじゃないですかね。というわけで、今度編集さんに提案してみようと思います。この対談企画はネメシスの新規読者獲得に貢献できると思います。まあ、無理なら柳沢先生と石原慎太郎都知事との対談でもいいです。

*1:すでに死臭を感じさせる言葉である