未来は僕らの手の中

サッカー

日記に記すのを忘れてましたけど、日本代表のサッカーアジアカップ優勝よかったです。テレビでみてたんですけど、長友選手からのセンタリングを李選手がボレーで決めたシーンで、「昔のコンピューターゲームかよっ!」とつっこんでしまいました。昔のファミコンサッカーゲームとかってサイドからのセンタリングをボレーシュートするみたいなのを、えんえんと繰り返すゲームだった印象が強いんですよね。まあそれくらいきれいなゴールだったってことで。

ラッシュ

忘れてましたその2。先日日記に書いたコミックラッシュ電子化なんですが、一応電子化後のurl書いておこうかなと。
http://comic-rush.jp/
です。正式オープン前に、最後の紙のコミックラッシュを無料公開中のようです。

電子化漫画の未来はどうなってしまうんだろう

年末に大阪に遊びにったときに、友人に会ったらipadを買ったとかで、自慢されてしまいました。さわらせてもらったんですが、単純に操作が新鮮でおもしろいですね。グーグルアースとかの表示も異様に速いし。
しかし、電子書籍リーダーとして考えるとどうかな〜と思いました。重すぎるんですよね。机に座って姿勢を正して読書するってのならいいんですけど、寝転んだりしてだらっと読みたいときには、あの重さはきついんじゃないかと思いました。
てなことを、電話で担当編集さんと話してたら、サイゾーだったかなんだったかの雑誌で、スマートフォン電子書籍端末のうちもっともオナニーに適しているのはどれかという企画をやってたという話を教えてもらいました。たしかに、その用途の場合片手での扱い安さが重要になってくるから、ipadは重過ぎるだろうなあ。なんでも、その記事によると、実際に使用してみて使い心地を比較した結果、ベストに選ばれたのはiphoneだったとのことです。
まあ、そういうわけで現時点では電子書籍もそれほど一気に普及することはないんじゃないかなあと思ったりします。特に、漫画はやっぱり画面の解像度とか大きさ的にまだまだなんじゃないかなと思うし。しかし、大きな流れとしてはやがて漫画も含めて電子化していくのかなとも思います。
そこでちょっと気になるのは、電子漫画が一般的になったときに、漫画の形式ってどうなるのかなってことです。今の漫画の形式って、紙の本で読まれるという前提に基づいてきまってる部分が多いと思うんですよ。それは演出的なことにも及んでいて、例えばページをめくる直前、つまり見開いたときの左ページの最後のコマには次の展開が気になるようなコマをもってくるのがいいとかね。あるいは、ページをパラパラめくってるときに一番目に入りやすいのは左上のコマなので、左ページの上段に目を引く絵を配置しておくと雑誌の中で読み飛ばされにくい、とか。こういうのっておそらく電子化されると無意味化すると思うんですよ。そもそもページ単位で考えるという発想に必然性が無いかもしれないし。
コマ割りはどうですかね。携帯漫画なんかは、ひとコマづつ表示していく感じですが、もうちょっと画面の広いリーダーで読むなら、コマ割が完全になくなってしまうということはないですかね。
あとは、電子化すればBGMをつけたり部分的に動かしたりも割と簡単にできるわけだし。まあちょっと予想しにくい部分がありますが、数十年後の漫画はもしかしたら今とはぜんぜん違うものになってるかもしれないなと思います。どうなっていくのか。楽しみな気もするし、今の形の漫画がなくなるとすれば、若干淋しい気もします。


そう思う一方で、形式が無意味化した後も、そのままの形式が電子化漫画でも継続していく可能性もあるかもなと思います。なんだかんだいって人間わけわからんところで保守的だし。数十年後のテレビ番組で「漫画はどうして左右2ページ単位で描かれているんでしょうか?実はねこれは、昔漫画が紙に印刷されていたときの名残なんですね〜」と、池上彰が解説してそうな気がする。

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