スパイ

昨日の日記でふれた福岡の事件、報道ステーションでけっこう大きくとりあげてました。飲酒運転の車にひかれて高校生二人が死んだ事件。古舘伊知郎が力強くもっともらしいことを言ってCMにはいった直後に酒のCMがながれててワロタ。どういうブラックジョークですかと。

ソルト

レンタルしてたDVD「ソルト」を観ました。セクシー女優アンジェリーナ・ジョリー主演のサスペンス・アクション映画です。

ソルトというのは、アンジェリーナ・ジョリー演じるヒロインの名前です。ソルトは子供のときからソ連KGBの特殊な機関で教育されたエリートスパイなんです。このスパイ養成機関は他にもスパイとして教育されてる子供がいっぱいいるんです。ちょっと浦沢直樹先生の「MONSTER」を連想しました。
で、そうして育成されたスパイ達がアメリカに普通の市民として潜入して、ソ連アメリカに対して攻撃をするXデイまで潜伏しとるわけです。何十年でも。
もっともソ連は崩壊しちゃってます。だがしかし、元KGBのスパイ養成機関の親玉は頭おかしい人なので、独自にXデイを発動させちゃうのです。まず、アメリカを訪問してたロシア大統領を暗殺。そしてアメリカの核を中東にぶち込む。それで世界はめちゃくちゃじゃボケ、みたいな。世界はどうなってしまうのか!!?
ソルトはアメリカでCIAのエージェント(つまり二重スパイ)になってたんですが、その任務のために科学者と結婚するんですね。ところが、偽装結婚のつもりだったのに、そこで本当の愛を知ってしまうのです。Xデイが発動したことを知って、ソルトはいったいどうするのか!!?って感じの映画です。
すいません、ネタバレしまくってしまいました。
実際には映画では、こういう全体像は伏せられて進行していきます。ソルトの正体、目的は?真の敵は誰だ?という謎でひっぱり、全編アクション満載の楽しい映画でした。ただ、ちょっと設定が暗いから爽快感はなかったかな。
しかし、美人スパイというのはいいですね。特に拷問される美人スパイは最高だと思います。この映画でも冒頭にちょこっとだけ拷問シーンがありました。CIAのエージェントであるソルトが北朝鮮でつかまって監禁されて下着姿で水攻めされるという。下着いらんやろ!と思ったんですが、そこは仕方ないですね。

中国共産党の美人女スパイ

そういうわけで、僕も自分の漫画の中で美人女スパイを出そうかと思い立ったんですよ。ならばやはり中国共産党の女スパイだなと。これで中国市場にもアピールできるぞっと。
問題は、あまりステレオタイプの表現になるとつまらないということですね。ほら、ハリウッド映画とかの日本人描写でげんなりすることがあるじゃないですか。かといって、あまりわかりにくいのも漫画的にどうかと思うわけです。一目で中国人ぽい印象を伝えられるほがいい。そういうことを一生懸命考えた末にでてきたデザインが以下のようなものです。

木の葉を隠すなら森の中っていうかね。一目で中国人ってわかるし、一周して案外いいんじゃないかなっていうかね。…。
今日の教訓、考えすぎはよくないです。