性向

昨日の日記でオープン戦って書いたんですけど、正確にはオープン戦じゃなくて練習試合なんですかね。まあ、どうでもいいですけど。
今日はバレンタインデーですね。チョコくれる人がいないのでコンビニでブラックサンダーを買ってきて自分にプレゼントしました!しかし、女性にとっては大変めんどくさい日なんでしょうね。会社勤めとかしてたらみんなに義理チョコくばらんといかんだろうし。チロルやブラックサンダーでいいんだろうか?
さっき、父親の部屋を覗いたらリボンがかかったチョコが置いてありました。仲良くしてるおネエちゃんからもらったらしい。負けたっ!

己の嗜好についての考察

こないだアンジェリーナ・ジョリー主演の映画「ソルト」について書いた日記で、拷問される美人スパイっていいよね!って書いたんだけど、やっぱりこういう嗜好って変態的嗜好に分類されるんでしょうかね。僕は一応、氏賀Y太先生の漫画ではヌケるけど、矢追町成増先生の漫画ではヌケない、という度合いなんですが。ぜんぜんわからんと思いますが。
こういうのって、変態カテゴリーのなかでは、そこそこメジャーな嗜好かなと思うんですが、こういう趣味が亢進しすぎちゃうと実際に犯罪におよんだりすることもあるかもしれないし、他人から見れば危険を感じる性向かなと思います。あ、僕はそんな重度の変態じゃないので犯罪をおこしたりはしないと思います。ウヘッ、ウヘヘヘ。
それで思い出したんですが、中学生のころだったか、ノートに鉛筆で漫画を描いてたことがあるんですよ。ノートが三冊くらいあったと思うのでけっこうな長編でして、かすかな記憶によると当時はまっていたスタジオジブリのアニメに影響された絵柄で、ナウシカっぽい美少女がヒロインだったと思います。中世っぽいファンタジー世界が舞台なんですが、ヒロインは自分の家族を殺した権力者に復讐しようと旅をしてるんですよ。なかなか燃える設定なんですが、開始数ページでヒロインは悪の権力者の手先につかまってしまって、地下室で拷問されるというインパクトのある展開。たしか両手の生爪を全部剥がされてしまう描写があった気がします。お〜こわっ。
幸か不幸か、このノート漫画はずいぶん昔に処分されたので、続きがどうなったのかは思い出せません。のこってたらブログのネタにできたのにとも思いますが、厨学生の自分の妄想に直面した僕は憤死したかもしれません。
自分のこういう嗜好のルーツを考えてみると、けっこう子供のときから傾向はあった気がするんですよ。二つの記憶があります。ともに幼稚園以下の年齢のときの記憶で、たぶん4歳か5歳かなと思います。ひとつは、寝る前に想像して楽しむお気に入りの妄想。戦隊モノが好きだったんですが、戦隊モノの女性メンバーが他のメンバーから無視されたりしていじめられてるというシチュエーションを想像して、なんかトキメキを感じてました。
もうひとつの記憶。当時僕には5歳くらい年上の兄がいたんですよ。"当時いた"ってのは変な表現ですけど、実は兄じゃなくて従兄で、うちの両親が一時的にひきとってめんどうみてまして、僕たちは兄弟だと思ってすごしてたんです。その兄が永井豪先生の「デビルマン」の単行本をもってたんですね。それを読んだときの記憶があります。

デビルマン 全5巻セット 講談社漫画文庫

デビルマン 全5巻セット 講談社漫画文庫

美樹ちゃんのお母さんが拷問されて逆さ吊りにされて死んでるシーンなんですけど、そこですごくトキメキを感じたんですよ。そのとき同時に単行本の紙とインクの匂いが記憶されまして、いまだに紙とインクの匂いをかぐと、あの美樹ちゃんのお母さんが逆さ吊りにされて、腕がもげて、血まみれになってるシーンを思い出して、ちょっと懐かしいトキメキを感じたりします。
こうやって自分の記憶をたどってみると、この手の性向ってやはり生得的なものなのかなと思います。ただ、もともと脳の中に組み込まれたスイッチをデビルマンがオンにしてしまったというふうにも考えられるかもしれないですね。その場合、子供のころにデビルマン出会わなければ、こういう嗜好に目覚めることもなかったんだろうか。こういうのって、創作物が青少年に与える悪影響として、表現規制に関する議論場で語られがちなテーマじゃないですか。僕自身のことを考えてみると、デビルマンに出会わなくても目覚めてた気はするんですよね。
最後にもう一回言っておきますけど、あくまで自分の中のファンタジーとしての嗜好なんで、現実に犯罪なんか起こしませんから。ウへッ、ウヘヘヘ。