告白

確定申告だしてきました。手書きで書くのがめんどうなので、電子申告にしたいなあとも思うんですが、3年に一回それ用のICカードをもらわなければならなかったり、ICカードリーダを自前で用意しなければならなかったり、電子申告の方がめんどくさそうなので、やっぱり手書き。そういや電子申告の場合、源泉徴収票みたいな添付書類はどうすんだろう。別に郵送するのかな。それだと電子申告する意味ねえ。
添付書類といえば、前年までは確定申告の紙の裏にノリ付けして提出するようになってたのが、今年からは添付書類貼り付け用の別紙に貼り付けて提出するようにマイナーチェンジされとりました。

4本1000円レンタルうち2本は新作も可

確定申告もすんだので、またTSUTAYAでDVDレンタルしてきました。「けいおん!! 8」、「告白」、「エスター」、「スモーキンエース2」です。
「告白」はベストセラー小説の映画化で、映画もけっこうヒットした気がするんですが、新作でレンタル開始してたので借りてきて観ました。

告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)

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告白 【DVD特別価格版】 [DVD]

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原作小説の方は去年くらいに読んでたので、映画も観てみようと思ったんです。ある中学校で起こった事件の真相を、関係者の主観的な"告白"を連ねて描いていくという小説で、じょじょに事件の真相があきらかになっていく構成や、独特のひねくれたユーモアセンスが、とてもおもしろかったです。愛娘を生徒に殺された女教師の復讐が軸になった話なんですけど、その女教師もふくめて全員どこか頭おかしいところがいいです。後、少年犯罪、少年法というシリアスになりがちなモチーフをあつかってるわりには、いい意味で現実離れした感じがするというか、寓話的なニュアンスがあるのがいいなと思った記憶があります。
で、小説読んでから映画を観ると、事件の全体像がわかってるので、最初ちょっと入り込めないなという感じがあったんですが、後半は引き込まれましたね。ただ、小説読まずに映画から観た人は、どんな風に感じるのかなというのは気になりました。小説読んで補完してる部分がかなりあるんで、映画から入った人は細かいニュアンス伝わってんのかなというか。まあ、どうでもいいことといえばどうでもいいんですが、一応創作にかかわる人間としてはそういうところが気になります。
ファンタジックな映像による演出で、独特な雰囲気を出すのに成功してたと思います。生徒役の子達もがんばってました。
が、一番よかったのはやはり、女教師役の松たか子ですかね。頭のおかしい感じがとてもよかったと思います。お〜こわっ。