課金

前評判どおり、今年の花粉は量が多い気がします。ここ10年くらではもっとも花粉症の症状が重いです。喉まで痛いし、頭もボーッとします。できるだけ外出しないのが一番ですね。

アイテム課金

ここんとこあまりプレイしてなかったんですが、以前はかなり遊んでたネットゲームの「ファンタジーアースゼロ」(FEZ)の運営会社からメールがきてました。FEZ内の課金ポイントがこの三月の末で無効化するので、使うなりなんなりしなさいよ、という通知でした。とりあえず久々にログインして、あまってたポイントすべてを消費アイテムの購入にあてました。8000円分くらい…。

ファンタジーアースゼロ 公式ファンブック

ファンタジーアースゼロ 公式ファンブック

このゲームは運営開始当初は月額課金制だったんですけど、当初運営していたスクエアエニックスの手を離れてからは、基本無料のアイテム課金制に移行して成功を収めたんですよね。僕はスクエニの月額課金時代からけっこうプレイしてまして、アイテム課金になってからは10万円くらいは課金してんじゃないかなあ。冷静に考えるとこわいですね…。
ちなみに、"課金"するという言葉は、普通はサービスを提供する主体が、"客に金を払わせる"ことを指すのが普通だと思いますが、ネットゲーム界隈では"客が金を払う"ことを"課金する"と表現するのをよく聞きます。"課金サービスを利用する"、略して"課金"って感じですかね。まあ一種のネットスラングでしょうか。

ちなみに、FEZというゲームは、"萌え"っぽいかわいめのモデリングの美少女、美少年キャラが(あるいは美おっさんキャラが)、50人対50人で殺し合いをするという野蛮なゲームなんです。ファンタジー的な世界における国家間の戦争をモチーフにしとるんですが、その戦争を有利にすすめるために、自分のキャラの能力を底上げするファンタジックアイテムを使できます。ドーピングですね。しかし、それが有料なわけです。
まったくドーピングしなくてもプレイ可能なんですが、それだと味方から白い目でみられるし、自分もあまり活躍できなくて、一方的に狩られる側まわることになり、おもしろくないので、ほとんどのプレイヤーがドーピングします。そんなたいした金額じゃなくて、一試合あたり数十円ですかね。まあ、FEZの場合は最低限のプレイということに関しては割りと良心的だと思います。


この種のネットゲームで成功したこのアイテム課金という仕組みを、携帯市場にもちこんで大成功を収めたのがグリーとかモバゲーじゃないかなと思います。携帯ゲーはやったことないですが、基本無料だけどゲーム内で活躍しようと思ったら、有料のアイテムを買うことになるわけですよね。プレイヤーの"俺ツエー"したい欲を刺激する狡猾なビジネスモデルなんだと思います。
さらに携帯は"課金"を意識的にしないから、金払ってる感覚が希薄だというのも、ほいほい金を使っちゃう要因なんだろうなあ。このあたりは携帯コミックにも共通することですね。