自粛

魔法少女まどか☆マギカの第十話は関西ではMBSで放送されたけど、関東では地震の影響で放送中止になって、結局次の週も放送されずにネット配信のみになったんですね。そしてDVDの一巻の発売も当面延期になったとか。地震津波による被害で電力供給や配送体制が不安定だからってのもあるんだろうけど、内容的に自粛したというのもあるんでしょうかね。十話では魔女による大破壊により水没した都市の風景が繰り替えし描写されてたしね。

クリント・イーストウッド監督の「ヒアアフター」はもっと明確に自粛により日本での上映が中止になったとか。この映画では津波によって都市が破壊され、人々が死ぬという直接的描写があるので、東北関東大震災の現状に鑑みて自粛したってことらしいです。なお、アメリカでのこの映画のDVD売り上げの一部が東北関東大震災被害への義援金にあてられるそうです。
http://www.timewarp.jp/gossipscoop/2011/03/18/33265/

まあ、たしかにすさまじい災害ですし、被災者の人は大変なんだけど、現実とフィクションはもっときりわけて考えてもいいんじゃないかな〜、などと一瞬思ったんだけど、よく考えたら僕の漫画、4月に出る予定のネメシスno4に掲載されるやつの内容が、けっこう問題あるかもしれないと思い当たり、急にあまり気楽なことも言えないなという気持ちになってきたのでした。当事者となると、なかなか現実とフィクションは違うんだよ!とは、ひらきなおりにくいというか。
なんというか若干の間の悪さのようなものを感じてます。