ロボット大国ニッポン

なんか福島原発事故に対してアメリカやフランスの専門家チームが支援にきてくれてるとか。ありがたいですねえ。テレビでみてたらアメリカやフランスの原発事故用のロボットが紹介されてました。
なんだ、原発事故用のロボットってやっぱりあるんじゃん!なんで日本はロボット大国とかいいながら、そういうのないの!?アホなの!?死ぬの!?
と、若干懐かしくなりつつある流行表現で驚いてしまったんですが、報道ステーション見てたら日本製の原発ロボットも紹介されてました。なんでも1999年の東海村JCO臨界事故の後、高放射線環境での調査や作業をするためのロボットの研究をする組織が創設されて、五億円くらいかけて現物も作られたとのこと。じゃあなんでそれを最初から出してこねえんだよ!アホなの!?死ぬの!?
と、思ったんですが、当のロボットはメンテナンスがされてなくて、いざ運用しようとしたら部品の不良のために動かなかったんですって。なるほど、それじゃ仕方ないですね。

んなわけあるかっ!なんのためのロボットだよ!どうせもっともらしい建前のもとで官僚の天下り先を確保するためにちんたらやってた糞組織だったんだろうが、名前からして!アホなの!?死ぬの!?
と、慣れないノリ突っ込みをしてしまうほど脱力したのでした。
その金を二足歩行ロボットとか研究してるロボット基地外の学者にばら撒いときゃよかったのに。


しかし、ロボットでも放射線には弱いらしく、原発事故用のロボットは独特の工夫がいるらしいですね。ロボットを制御するための半導体がちゃんと動かなくなるらしいので、それをふせがないといけないとか。SFとかだと核爆発にともなう電磁パルスでコンピューターがすべてやられちゃったりしますね。ああいうことなのかな。

ジェームス・キャメロン製作総指揮のSFドラマ「ダークエンジェル」では、謎の電磁パルスによって世界中のコンピューターがこわれちゃった世界を舞台にしてたな、そういえば。キャメロンさんは早くバトルエンジェル・アリタをつくってください。