スラマッパギ

ここ最近は毎日ニコニコチャンネルで「日常」観とるんですよ。おもしろいなあ。

日常 1 (角川コミックス・エース 181-1)

日常 1 (角川コミックス・エース 181-1)

思えばこの1,2年はものすごくアニメ観てるな。おそらく中学生のときよりも観てます。もしかしたら人生における第二の中学生時代を迎えているのかもしれない。
まあしかしアニメ全般というよりも京アニ作品にはまってるといった方が正確ですね。もしかしたらすでに信者レベルになってるのかもしれません。そういや去年あたりに京アニの作ったテレビCMが新興宗教ぽいって話題になったことがあったな。
「日常」は、いかにも京アニの得意とするような萌えキャラ達がシュールギャグをぶちかます作品です。僕は「けいおん!」観てるときから、京アニはギャグセンスあるなあと思ってたので、「日常」京アニがアニメ化すると知って期待してたんですが、二話まで観たところではいかんなく力を発揮してると思います。
けいおん!」のギャグって、ぬるい萌え的ギャグじゃないの?と思われるかもしれません。たしかに全体的にはそういうぬるめの笑いが多いんですが、ところどころシュールな小ネタがあったりするんですよね。そういうギャグはツッコミ無しのボケっぱなしだったりするんで、気づかない人は気づかないと思うんですけど、僕は「けいおん!」のそういうところをあなどれないなと思ってたんですよ。
そして「日常」はそういうギャグ力を前面にうちだしてきた作品です。これってある意味、余計な冒険とも思えます。なぜなら、ギャグ、それもシュール系のギャグって受ける人と受けない人が必ずでてくるんですよね。みんなが理解できるギャグというのはイコールベタすぎておもしろくないギャグなわけで、おもしろいものはついてけない人がでてきてしまう。
そんな作品を手がけるよりは、もっと萌えによった作品をやっとけば今までに確立された京アニブランドで安定したヒットを出せるのに、と思うわけです。まあ、そこであえて「日常」みたいな作品をてがけるところに、なんというか志の高さみたいなものを感じるんですよ。ちょっとほめすぎか。
てなことを考えながら「日常」を観てて、京アニ自体に興味が湧いてきたので、「けいおん!」のガイドブックをアマゾンでポチってしまいました。値段高いから買わないでおこうと思ってたのに。