キマシタワー

昨日知ったネットスラング「キマシタワー」。百合的なものを指し示す言葉のようです。ホモ的なものを指し示す「アーッ」みたいなもんですかね。ネットスラングといってもどの程度の範囲で使われてるかは知りませんし、今後定着するのかもしりませんけど。元ネタはアニメらしいです。
どこでこの言葉を知ったかというと、今期僕がもっともリコメンドしたいアニメ「日常」の第四話をニコニコチャンネルでコメントつきで観てたら、「キマシタワー」ていうコメントが多かったのでなんだろうなと思ってググってみたのでした。ま、ガチ百合的な展開というわけではなくて、百合的なものをネタにしたエピソードがあったんですけどね。しかし、土手シーンでのゆっこのリアクションかわいすぎるだろう、もうっ。ブルーレイ買っちゃうおうかな。

日常のブルーレイ 通常版 第1巻 [Blu-ray]

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ていうかアニメのソフトってなんでこんなに高いの!?おかしいでしょう。これはよくないですよ〜。まあとりあえず、内情はまったく詳しくないですが、あてずっぽうで言えば、この値段設定は業界のいろんなゆがみが凝縮されたものに違いないですわ。ええ。
なんかアニオタは多少高く設定しても買いよるから、限界まで高く設定してやろうぜ的な悪意を感じるんで、正直買いたくないんですけど、「日常」おもしろいなあ。ニコニコじゃなくてきれいな画面で繰り返しみたいなあと。搾取されてもいいかな…。
「日常」は、けっこう萌え要素ははいってますが、基本ギャグアニメです。ギャグの傾向として、ボケっぱなしのツッコミなしが基本なんで、まあざっくり言えばシュールな空気があります。マメにツッコミがはいる少年漫画のギャグや、あるいはテロップで笑いどころを教えてくれるテレビのバラエティ番組のように親切ではないので、人を選ぶところがあるかもしれません。
ただそれだけにニコニコ動画と相性がいいなと感じます。みんなでツッコミ(コメント)をいれながら観るのに向いてるというか。OPソングを歌ってる人もニコニコで人気の歌い手ヒャダインを抜擢(まあもともとプロの人がニコニコで遊んでて人気になった人のようですが)してるので、作り手側もニコニコ動画で観られることを念頭に置いてる可能性はあるなあと思いました。
あと、「けいおん」のときから思ってたんですけど、京アニって萌えオタに向けた作品を丁寧につくりながらも、けっこう一般層にも通用するものを作ろうという意思があるような気がしてたんですよね。「日常」でもさらにそういう感じがしました。けっして高尚なものを作りたいとかそういう勘違いしたものではなくて。まあ、僕の気のせいかもしれませんが、あえて言ってみれば、5年後ぐらいにはスタジオジブリみたいになってんじゃね?京アニ