単行本仕様

とりあえず単行本用のあれこれを考えています。まずはカバーですけど、これはだいたい固まりました。勢いと、なんかかっこつけてる感じと、若干のシュールっぽさと、そして女体。けっこういいものができる気がします。
カバーをはずしたときの単行本本体の表紙になんかネタを印刷するのが好きなんですけど、今回もやる予定です。というか、この部分はもうすでに原稿が完成してます。液晶タブレット買って試しに本格的漫画原稿を描いたんですが、そのときにどうせなら後々使えるものをってことで、単行本カバー下用漫画を描いたのでした。
カバー下になんかおまけ的なものが印刷されてる漫画はけっこう多いと思うんですが、最近はけっこうカバー裏にもなんか印刷されてる漫画があるらしいですね。カバーそのものの裏面ってことです。とりあえず今僕の手の届く範囲にある漫画でいうと「よんでますよ、アザゼルさん。」がそうです。

よんでますよ、アザゼルさん。(1) (イブニングKC)

よんでますよ、アザゼルさん。(1) (イブニングKC)

こういうのいいなあと思うんですが、やっぱり余計なコストがかかるわけですよ。単行本の本体の表紙は、小ネタやらなくてもどうせ何か印刷されるわけですけど、カバー裏は普通は何も印刷されないところなわけで、そこにあえてネタを印刷するのはコストアップということですね。まあ、単行本の刷り部数がある程度多くなると、一冊辺りの印刷コストが下がるので、そういう遊びもできるようになるのかなと思うんですが。まあ、そういうわけでカバー裏面は、けっこういいなと思いつつも断念の方向で。
単行本の本文の方にも、ある程度おまけ的ななにかを書く予定なんですけど、こっちの方は単行本の台割が確定してないので、どういうものになるかまだ未定です。「漆黒のノイエゼーレ」の本文自体は5話まで収録するのは決まってます。昔、講談社がやってた今はなきmichao!という電子漫画サイトに描いて、携帯漫画として配信されてる漫画があって、それは1話20ページくらいで全部で3話あるんですけど、これをおまけ漫画として単行本に収録するのはどうかという話もあるんですけどね。たしかに、僕もこの漫画、紙に印刷されたらうれしいなと思うんですけど、ページ数的な問題でちょっとどうなるかわかりません。この辺り、単行本の印刷コストと売価の問題になってくるわけなのです。
まあ、そういうわけで単行本用のあれこれを考えつつ、次回のノイエゼーレのネームも考えているところです。あ〜〜。