爆死とか

現在、ネメシス6号用の原稿の作画にとりかかっています。フルデジタル作画はまだ慣れないので、若干ストレスを感じます。そして、目がしょぼしょぼする。それに液晶タブレットはけっこう発熱するので熱いです。クーラーつけても腕の部分だけ熱い。体の前面は熱せられて、背中は冷やされるという二律背反。まあがんばります。

日常

アニメ「日常」もいよいよ2クール目に突入。2クール目の最初の14話は新OPだし、スタッフの顔ぶれ的にも超期待。

つうかね。アマゾンのランキングから推し量られる予約数からみて、あまり売れてなさそうっぽいという話を以前書きましたが、先日「日常」のブルーレイ、DVDの第一巻が発売されました。で、結果は初動でBDとDVD合わせて3500枚くらいらしいです(たぶんオリコンのデータより)。この数字は、一般的なアニメソフトでいうと、だいたい損益分岐点くらいらしいですが、「日常」の場合は通常よりも制作費や宣伝等に金をかけてるので、赤字ではないかと言われています。そういえば五月に東京に行ったとき山の手線にでっかい日常の看板広告いっぱいでてたもんなあ。
しかも、制作が「涼宮ハルヒの憂鬱」や「けいおん」でヒット飛ばした京都アニメーションということもあって、大惨敗との評価が浸透しつつあるようです。というか、僕はここのところ2チャンネルのアニメ板の日常スレをずっとみてるんですが、売り上げデーターがでてからスレの伸びがすごいですからね。そのほとんどは「日常がこけたのを笑いに来た」方の心無い書き込みなわけです。まあ京アニアンチや売りスレ民(売り上げが高いアニメこそいいアニメという信念のもとにアニメの売り上げを見守るスレの住人。売り上げ原理主義者)とかまあいろいろなんですけど、こわいわ〜、バーチャル世代こわいわ〜。まあこういうのも2ちゃんねるの醍醐味ですわな。
しかしながら、僕としては、売り上げがふるわなかっても「日常」はすばらしくおもしろいアニメだという思いは変わりません。そうだな、まあ人類には早すぎたとでも思っておこうか。まだ13話あるし、最後まで楽しませてもらいます。
ていうか、あれだな。「日常」の売り上げよりも、もうすぐ出る自分の単行本の売り上げを気にしないといけないんだけどな。もし「日常」が爆売れして、やったーとか言ってた後に、自分の単行本が爆死したら目も当てられない無様さなわけで、そう考えると最悪の事態を回避したという意味で、まず「日常」が爆死したのはよかったのかもしれない。なんでやねん。

ファイアボール チャーミング

もうひとつアニメの話。ディズニージャパン制作のロボットギャグCGアニメ、「ファイアボール チャーミング」が終了しました。おおむね楽しく視聴しました。今回のは無印「ファイアボール」のそこそこの成功をうけて制作された、いわば続編なんですが、微妙に無印とは違った感じの作品でした。まず制作費がアップしたのか、無印ではほとんど書割の背景の前で二人の登場人物が珍妙なやりとりをするアニメだったのが、チャーミングでは背景のCGもゴージャスになり、登場キャラも増え、そしてよく動きました。どっちかという会話よりアクションを見せる比重が多くなった感じですかね。この辺りは、無印と同じようなものを作って、なおかつ無印よりおもしろいのを作るのは難しいということで、あえて微妙に方向性をずらしてきたんですかね。映画なんかでも続編をつくるのは難しいといわれますしね。逆にいえば、その難しい壁をぶちやぶった続編は名作になるとも言えるのでしょうが。
で、チャーミングはどうかというと、無印を超えたとはいえないんじゃないかな。無印のときは、毎回「そうきたか」という驚きがありましたが、チャーミングはそこまでのインパクトはなかったかな、というのが個人的感想。
でもおもしろくなかったというのではなくて、十分おもしろかったです。けっこう映画とかからののパロディも多くて、そういうの探すのも楽しいし。今回はHD画質だからBDで発売するんでしょうかね。まあでたら買います。あと、ドロッセルお嬢様のfigmaもでたら買います。