デジタル描線

ネメシスno.5に載ってる僕の漫画は、初めて下描きから仕上げまでPC上で作製した原稿です。PC上での作業では最終的に印刷されたときにどういう仕上がりになるか、いまひとつわからないので、勘でやらないといけない部分があります。特に今回はトーン作業とかより繊細なペン線もPC上で作成したわけで、けっこう心配だったんですが、実際にネメシスに印刷された自分の原稿を見るに、まあまあOKな出来ですかね。

僕はもともと戦の強弱が少ない絵柄なんですが、これは筆圧が低くて太い線が引きにくいからなんですが、PCではタブレットの調整で低筆圧でも太い線が引けるので、若干強弱が出た線になってますね。これはまあいいことかな。今後はもっと線を太くして、強弱をつかった流麗な線を目指しますかね。なんつって。
とりあえず、フルデジタル作画は現状のまま、作業こなして慣れていく方向でいいかなと、確認できました。まあでも、当初の目論見だった効率アップはやっぱりいまいち実現できてませんけどね。