色紙

今回の「漆黒のノイエゼーレ」一巻発売にさいしましては担当編集さんががんばって、いろんな書店さんをめぐって営業活動をしてくれているようです。やっぱり書店の売り場でプッシュしてもらって平積みとかしてもらったら売れ行きも違いそうですしね、けっこう地道な営業活動も重要なんだろうと思います。そういう営業販促活動の一環として僕も書店さんの売り場に展示するための色紙を描くことになりました。けっこうね、プッシュしますよ〜なんていってくれておる書店さんもあって、ほんとにありがたいことです。がんばって描くぞ〜という感じになってます。
そういうわけで、ひさしぶりにコピックセットをひっぱりだしてきました。コピックていうのは漫画用のマーカーで、お手軽便利なのでとてもよく使われてるものです。十年ぶり、とはいかないけど、6,7年ぶりですかね、アナログ画材で彩色するのは。とりあえず何色を塗ったらいいのか、まったく忘れてて、とりあえず失敗色紙で試し塗りをすることに。

なんか現代アートぽくなってしまいました。ちなみにこれは小さいサイズの色紙です。お店によって売り場スペースの都合があるので、小さい色紙と大きい色紙をそれぞれ何枚か描く予定です。
しかし長年放置してたのにちゃんと描けるとは、コピックなかなかすごいな。最近は同人も含めてCGで彩色する人がどんどん増えてると思うんですけど、売り上げ的にはどうなんですかね。やはり年々縮小してるのかな。このあたりはスクリーントーンもそうなんですけどね。普段は使わないけど、たまに必要になるので、供給されつづけて欲しいなあと、わりと身勝手に思ってしまいますが。
で、何枚か色紙を彩色してから思ったんですが、もしかしてこういう色紙って色塗らなくてもいいんだろうか。考えてみたら、書店で見かける色紙ってモノクロが多い記憶があるな。まあ、モノクロよりカラーの方がお客さんの目も引くだろうし、カラーはモノクロをかねるってことでいいか。