夢か現か幻か

何か得体の知れない巨大な力のせいで、やる気がでない!仕事がはかどらないっ!と、思ってたんですが、よく考えたらちょっと風邪気味で体調が悪いせいかもと思い、少し寝てたらだいぶ調子がもどってきました。例えば腰が痛いとか、明らかに体調が悪い場合は、すぐに休んだほうがいいなと判断できますけど、ちょっとだるいとかの場合はついつい気合が足りないせいだとか思ったりして、無理をしてより事態が悪くなったりするもんですよね。そうでもないか。
そういうわけで、うつらうつらと昼寝をしているときに、脳裏にとある情景がうかんできました。あまり思い出すことのなかった過去の一場面らしく、とある女性をお見舞いにいってる場面です。とはいえ残念ながらロマンチックなシチュエーションではなく、高校の同窓会かなんかでクラスメイト達とひさしぶりに出会ったときに、そういえば誰々さん今入院してるらしいよ?と一人が言い、それなら明日みんなでお見舞いにいこうよ、的な流れでその誰々さんを病院にお見舞いにいったときの記憶の一コマらしいのです。
ただねえ、その脳裏の情景の中の病室の景色がなんか変なんですよね。なんかね、古い小学校の教室みたいな感じの建物の内装で、部屋は小学校の教室よりもっと細長くてだだっぴろくて、その細長い室内にベッドが一列にならんでるわけです。なんか戦争映画なんかにでてくる米軍の野戦病院みたいな感じに似ているかもしれない。そんでベッドはいっぱいあるんだけど、われわれが見舞いにいった元クラスメイトの女性を除いてはすべて空で、部屋の中央のベッドにその女性が寝てるの。
冷静に考えると、そんな病院あるか?って感じになって、現実とは思えなくなってくるんですよね。この記憶はなんかの思い違いなのか。それにしては同窓会から見舞いへという流れが妙にディテールがしっかりしてて、ほんとにあったことのように思うんです。その部分は現実にあったけど、病室の部分だけが、何かと混同してるのだろうか。うん、まあよくわかりません。じっくり考えてみたら、自分でもほんとにあったことなのか、なんなのかわからなくなってきました。まあ、よくあることですよね。そうでもないか。