スカイライン-征服-

さっそく借りてきた「スカイライン -征服-」を観ました。

スカイライン ?征服? Blu-ray

スカイライン ?征服? Blu-ray

TSUTAYA独占先行レンタル!という煽りに食い付いて借りてきたわけですが、どうでもいいけど最近はTSUTAYA独占レンタル!って多いですね。内容的には「宇宙人が攻めてきたぞ!」モノです。主人公グループがLAの高級マンションで飲んだくれてた夜に宇宙人が攻めてきて、逃げようとしたり引きこもったりしてワタワタするというストーリーなんですが、マンションの中から望遠鏡で「あ、軍が反撃しだした。これは助かるかも!」みたいな感じで、第三者的というか災害に巻き込まれた一市民的な視線で宇宙人侵略を眺めてるというのはなんか新しい気もしました。
で、感想を一言でいうと「ズコーッ」ていう感じですね。前半は、主人公グループの設定とか行動の動機にいまひとつ説得力が薄いとか、若干不安を感じるところはあったんですが、まあ普通の宇宙人パニック映画だなと思ってたんですが、後半というかほぼラスト直前でかなり意外な展開に。どうなるんだコレ?とけっこうワクテカを感じて観てると、というかワクテカを感じた瞬間に超投げっぱなしエンドで、ズコーッとなりました。ちょっと言葉では説明しずらいんですが、「ズコーッ」感を感じたい人にはすごくおすすめの映画だと思います。「ズコーッ」ってなった後に「俺の1時間半を返せよ!」ってなる器の小さい人にはお勧めできませんけど。いや、なんだかんだでいいもの観た気がするなあ。
とはいえね。宇宙船とかクリーチャーとかのCGはがんばってる気はするんですよね。ついついスペクタクルな映像を観る分には楽しめる映画なんじゃね?とか言ってしまいそうになるんですが、どうなんでしょうね。僕なんかは、ジュラシックパークの恐竜を観て、すげーって思った世代なんで、すごいCG映像があればまあ観る価値あるんじゃね?とちょっと思うところがあるんですが、ものごころついて映画を観始めたころから、スペクタクルなCGを観てる世代だと、ありがたみを感じないもんなんですかね。まあ、そういう価値観の方が正しい気もしますね。