戦場

ふぅ。ここしばらく「ダークソウル」にかわり、今度は「バトルフィールド3」に熱中してました。

バトルフィールド 3 - PS3

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ミリタリー系FPSの有名シリーズの最新作です。PC版だと最大64人で対戦できるらしんですが、PS3版だと最大12vs12なので少しさびしいですが、まあ楽しいですね。この手の鉄砲で殺しあう野蛮なゲームは「MAG」以来でブランクもあったんで、最初は「ヒャッハアアアア!!!」つって戦場に飛び出した5秒後には、どこからともなく飛んできた弾にあたって即死するという、まさに「MAG」を初めてやったときの感覚に戻っていたんですが、しばらくすれば感覚がもどってきたのでショットガン片手に元気に戦場を走り回っています。


なんかFPSやってると、戦争映画が観たくなるというのはあります。そんなときにもっともマッチするのはリドリー・スコット監督の「ブラックホーク・ダウン」ではないかと思います。頭から尻尾まであんこがつまったタイヤキのように、全編市街戦シーンで構成されたちょっと頭のおかしい映画です。これ観た後は思わずことあるごとに「R!P!G!!!!!」と叫びたくなります。

ブラックホーク・ダウン [DVD]

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ですが、今回はあえて「ブラックホーク・ダウン」を観ずに「ランボー最後の戦場」をチョイスしたい。若干誇張されたゴア表現ていうんですか?バレット社の対物ライフルで狙撃された人間の胴体が真っ二つ千切れ飛んだりするのは、ほんまかいな?と思う部分もあるんですが、そういうところがまたいい。武器もいっぱいでてくるし、楽しい映画だと思います。
ランボー 最後の戦場 [DVD]

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あとね戦闘シーン以外にも、ランボーとヒロインのほのかな関係がいいんですよね。この「いい」というのがどういうニュアンスかを伝えるのは、ぼくの文章表現力では困難なのですが、「笑える」にけっこう近い「いい」なんですよ。
ヒロインはねミャンマーに潜入して人権弾圧されてる人々を支援しようというNGO団体のメンバーなんですけど、最初ランボーは現実主義者的な立場でそういう理想主義の甘ちゃんに批判的なニュアンスをにおわせつつも、ヒロインの真摯な姿にほんのりうたれたていくところが「いい」です。
そして、結局命をかけてミャンマーに飛び込み、ヒロインを助けることになるんですが、ランボーとヒロインが恋仲になったりはせずに、ラストではヒロインとNGO団体のリーダーが抱き合ってるのをランボーが渋く遠くから眺めてたりするのが「いい」です。
この「いい」はシルベスター・スタローンの存在感がかもしだす部分も大きいんだろうなあ。
あまり意味がわからくてスミマセン。