ネメシス#8

昨日観た映画。

カンパニー・メン [DVD]

ポルシェを乗り回してるようなエリート営業マンがリストラされて、途方にくれてボロボロになるとこから立ち直っていく、みたいな話。劇中でトミー・リー・ジョーンズが「俺達は昔は目で見て手に触れるものを造ってたんだ」みたいな、金融偏重のアメリカ（という世界）経済を批判するような台詞があって、ベタだけどそうだよなあと思いました。
資本主義ってなんかうさんくさいなという気持ちが昔からあって、こないだそれは金という価値を抽象化したモノが抽象物であるがゆえにいくらでも集中することができることが問題の本質なんではないかと思って、もしかしたらマルクスの資本論なんかの中にはそういうことが書いてあるんじゃなかろうかと思ったんですが、マルクスの資本論ってものすごく読みにくいらしいし、そこまで興味があるわけでじゃないし、もし読んでしまって数十年おくれてやってきた共産主義者になっちゃうと困るので、まあ考えるのをやめました。

それはそうと、ネメシス#8が出ました。なんで映画の話の後にネメシスの話なんだというと、それはリストラつながりです。今号からノイエゼーレは載ってないので、やはり寂しいですね。

ネメシス 2012年 春号 ♯8 (KCデラックス)

リニューアルしたからか、巻数表記が"No."から"#"になっています。そしてかなり薄くなりました。
一応、ノイエゼーレの第９話が、このネメシスの発売と同時に少年シリウスのサイト（のたぶんネメシスのところ)で公開されるということだったんですが、今これを書いてる時点で、サイトの方を探してみたけど、まだ載ってないようです。なんだろう。まあ、マンパワーが足りてないんですね、きっと。近日公開に期待。