3.14

原稿の進行度合いがいまひとつ思うように進んでないんですが、逆にこういうときこそ息抜きが必要!とばかりに映画を観てきました。うちの近所のショッピングセンター付属のいつものシネコンですが、けっこう観たいのをやってました。エヴァンゲリオンQもいいなと思ったんですが、あまりいい話を聞かないのと、もともとそんなに思い入れもないので、これはレンタルで観ることにして、アン・リー監督の「ライフ・オブ・パイ/虎と漂流した227日」を観ました。

なまいきにも、うちのシネコン(うちのではないが)でも最近3D上映に対応してて、この作品も3Dで上映されてました。でも、なんというかあんまり3Dで観てうれしいような映画とも思えないなあと思ったんですが、実際観たら意外にも映像的にはかなり楽しめました。
ストーリー的にはよくわかりませんでした。いや、表面的なストーリーは良くわかるんですが、これってなんというか寓話的な物語だと思うんですよ。その、表面的なストーリーの奥にある寓意まで理解したかというと、もうひとつ腑に落ちないかなあ、という感じですかね。
まあ、去年この映画の原作の小説を買って、読んでから映画を観ようと思ってたのが、積んだままになってて、結局映画を先に観てしまったんですが、あらためて小説を読んでみるかな。
パイの物語(上) (竹書房文庫)

パイの物語(上) (竹書房文庫)

どうでもいいことですが、邦題の「虎と漂流した227日」みたいに補足的なサブタイトルをつける手法は邦題のつけ方として良くみかける気がします。なるべく具体的で客の興味をひくようにしようってことなんでしょうが、効果あるんですかね。僕としてはそのすけべごごろがすごくダサくて嫌いなんですけど。