いろいろ

漫画

とりあえず単行本関係のカラー原稿は一応完成しました。後は本文の残りの部分を描くだけ。秋には出そうな感じですかね。下は単行本表紙の一部です。

ゲーム

ここ一週間くらい、ドラゴンズクラウンというPS3のゲームをやってました。

ドラゴンズクラウン - PS3

2D横スクロールタイプのアクションRPGという最近ではめずらしいタイプのゲームです（こういうのは最近ベルトアクションというらしい）。昔なつかしい、ファイナルファイトみたいなやつ。というかもっというとカプコンのD&Dみたいなやつですね。というか初回購入特典のコメントで、制作会社の代表の神谷さんはもとカプコン社員で、D&Dにあこがれてこのゲームの企画をずっとあたためてたと書いてました。なるほど。
僕は昔やってたファンタジーアースの初期のキャラデザといっしょや！と思って買ったんですが、けっこう売れてるみたいですね。昔のゲーセンのベルトアクションげーは難易度が高くて、やりこまないとぜんぜんすすめませんでしたが、家げーということもあるのか、難易度はそんなに高くなくてさくさく遊べます。ちょっと物足りない感じもしますが、こういうのが最近の傾向なのかもしれません。

アニメ

「風立ちぬ」観てきました。

風立ちぬ サウンドトラック

事前情報として、関係者をあつめた試写会では評判がよかったが、一般向けの試写会では、子連れのお母さん方から、子供が喜ぶような要素が無い、いままでのジブリと違う、みたいな不満が出たというような話を見かけていたんですが、たしかにこれは子供にはアピールしないかもしれない。渋すぎる。
ただ、ストーリーラインはベタといってもいいくらいわかりやすいかったです。僕はけっこう昔の飛行機とか（中途半端に）好きなので、楽しめました。
宮崎監督って、作品を通じて視聴者に、あるいは社会に対して、なんらかのメッセージを届けなければならない、という義務感の強い創作者だと思うんですが、この作品はそういう傾向が弱くて、わりと自分の好きにやってるような印象をうけました。
いろいろややこしい部分をほりさげることも可能なテーマだと思うんですけど、その辺はあっさりしてましたね。僕なんかは、第二次大戦あたりの歴史が（中途半端に）好きなので、あっさりした描写でも、当時の軍用機開発者のおかれたアンビバレントな立場みたいなものが感じられましたけど、そういうのに興味ない人にはどう伝わるんだろうとは思いました。
あとね、タバコを吸うシーンがいっぱいでてきて、禁煙してずいぶんたちますが、死ぬまでにはまたタバコ吸いたいな、と思いました！