ジョセフソンさん

2,3か月前のことですかね、NHK総合を横目にみながら作業してたら、なんかおもしろそうな番組をやってたんですよ。最初からは観てなかったので、よくわからない部分もあったんですが、どうもテレパシーとかそういう超自然的現象について科学的手法で研究してる海外の研究者を取材したドキュメンタリーのようでした。むかーし、超心理学という言葉を創設したデューク大学のライン教授の本を読んだことがあり、アメリカなんかでは超能力を真面目に研究してる人もいるというのは知ってましたけど、今もやってるんだと思いつつ番組をみたのでした。(ちなみに、デューク大学超心理学講座ってその後、データの捏造が発覚したとかもなんかで読んだような気もする。ト学会とかの本だったかな。)
まあ、それはともかく楽しく番組をみながら、この流れならあの人がでてきそうだなと思ってたら、やっぱり最後のしめで出てきました。ブライアン・ジョセフソン博士です。
若くしてノーベル物理学賞を受賞した天才物理学者にして、なんかオカルト的なことをいってる変人、ってな感じでしょうか。優秀な科学者が年取って変な世界にいっちゃうのはよくあることかもしれませんけど、おもしろいのはジョセフソンさん本人が言うところによると、物理学で結果を出した後にオカルト方面にいっちゃったんではなくて、もともとオカルト方面に興味があって、そのための研究のひとつとして物理やってみたらノーベル賞とっちゃったというところですね。
僕ははじめてジョセフソンさんを知ったのは、これまたNHKの番組で、むかしアインシュタインスペシャルっていう、相対性理論とからめて宇宙論の現在について解説する科学ドキュメンタリー的な番組があって、それのVHSビデオをレンタルして観てたときでした。当時の現役の有名科学者にインタビューして、それぞれ自分が思う宇宙の姿について語ってもらうというコーナーがあって、ホーキング博士やら、ロジャー・ペンローズやらのインタビュー映像がでてきたあとに、突然ジョセフソンさんのインタビューがはじまって、宇宙とはまったく関係ない瞑想と人間精神の可能性について語りだしたので、ズコーッとなってそれ以来興味をもったのでした。

それでですね、ひさしぶりNHKの番組でジョセフソンさんを観て、読みたいけど、今じゃなくていいかな〜とおもって、なんとなく買わずにいた本を思い出して、中古の値段も前みたときより下がってるから買うか!と思って、注文したのでした。

ノーベル賞科学者ブライアン・ジョセフソンの科学は心霊現象をいかにとらえるか (Naturaーeye science)

ノーベル賞科学者ブライアン・ジョセフソンの科学は心霊現象をいかにとらえるか (Naturaーeye science)

読むのが楽しみです。